心持ち1つで克服できる

介護職にお勤めの方で、結婚などで職場を辞める人は多いです。また、その後、数年が経つとブランクができてしまい復職に躊躇してしまう場合も多くあります。では、一体どうしてブランクがあると復職をためらってしまうのでしょうか。

例えば、専業主婦などをしている場合、専業主婦としての生活リズムが形成されます。いわゆる習慣です。すなわち、朝食の準備をし子供を学校に送り出し、掃除や洗濯をしていると午後になり、夕飯の準備をするなどの習慣が確立されます。それは無意識でできることであるため、とても楽なことです。しかし、働きだすと、この習慣は崩れ一からリズムを作らなければなりません。専業主婦のときは、勤務時間に縛られていなかったのですが、当然働けば時間に制約ができます。介護職の場合、介護技術の進歩もあり昔に培った技術などが使えない場合もあります。これらが原因となり、復職することを妨げています。
しかし、習慣の変化については、変化すればそれもまた習慣になります。つまり、専業主婦の習慣から仕事人の習慣へのチェンジは、だいたい一か月もあれば完了します。そのため、習慣の変化自体はあまり障害になりません。また、最新の技術が変化している場合もありますが、根本的な介護方針が変更されていない以上、昔の経験があることからすぐに最新の技術を身に付けることも可能です。つまり、実際のところ、心持ち一つでブランクは克服することができます。
復職の決心が付いたら今度は生活リズムを整えるなどの準備が必要です。様々な準備があるため、介護職として復職するための準備について詳しく調べておくと良いでしょう。