Posts Tagged ‘ブランク’

ブランクがあっても大丈夫

土曜日, 5月 13th, 2017

仕事をしていても、結婚や出産で退職される方は多くいます。しかし子育ても落ち着き仕事をもう一度したいと考えた際に、障害となる壁がブランクなのです。特に介護職といった専門の知識を必要とする仕事は、ブランク期間があればあるほど知識や経験が薄れていきます。また新しい知識が必要となってくる職種のため、ついていけないといった不安を感じる人は多いのではないでしょうか。

しかし実際には、長いブランクの期間を経て復職をした人も多くいます。高齢化社会である現在では、介護施設が多く存在しています。そこで働く多くのスタッフが、必要となってくるのです。そのため介護職の求人は多く、例え長い間介護をしていなくても採用されやすくなっているのです。
また施設側からすると未経験の人よりも、知識のある経験者の人を採用したくなる傾向にあります。つまり自分が介護職でしてきた経験に自信を持って、復職をしても問題ないという事です。

しかしどうしても不安がある人は、介護転職求人サイトなどを利用する事によって支援サービスを受ける事ができます。介護転職のプロのコンサルタントが、履歴書の書き方や面接の対策などのアドバイスを的確にされていますので、利用するのも一つの方法です。また転職先の情報も教えてもらえるので、自分に合った転職先を見つける事ができます。ずっと働いて行く上で、職場の雰囲気はとても重要になります。そういったサービスを利用して、不安を少しでも取り除いていきましょう。

ブランクを埋める取り組み

火曜日, 4月 25th, 2017

過去に介護職として働いていたけれど、今では現場に出ていないという人が日本にはかなりの数存在しています。原因は人それぞれですが、引っ越しをして仕事を辞めた、出産や育児をするために現場を離れたという人が多いようです。こうした人たちはブランクがあるため、なかなか現場に戻りたくても戻れないと考える人が多いような気がします。昔のように仕事がしていけるか不安に思ったり、年齢が高くなったことで心理的なハードルが上がっているように感じるケースが多いのです。こうした人たちのことを、いわゆる潜在介護士と呼んでいるのですが、この潜在介護士をいかにして現場に戻すかが課題となっています。

介護の現場では引き続き人材不足が叫ばれていて、潜在介護士の力を借りなくてはいけない状況にまで陥っています。したがって自治体や病院、介護施設などでは、ブランクを埋めるための取り組みが始まっているのです。具体的には、講習の形式になることが多いでしょう。簡単な講習をして、昔やっていたことを思い出してもらおうというものです。一度はできていたことなので、講習を受けるだけでも見違えるように勘を取り戻す人が多くいらっしゃいます。こうした取り組みによって、ブランクを気にせずに現場に戻れた人もいます。他にも、資格だけは取得したけれど現場には出ていないという人が、実に4割も存在しているという調査結果もあるようです。潜在介護士をいかに現場に連れ出すかが、今後の高齢化社会を支えていく鍵になると各所で指摘がされているわけです。